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ヒーローか裏方か

オリンピックでは、多くのヒーローが生まれます。
ヒーローは影で支える裏方がいてこそです。

代表に選ばれなかったり、補欠になったり、そのときにどのように対応するか。
誰でもヒーローになるチャンスは欲しい。
ただ、裏方の立場になったときには、裏方の役割に徹しサポートすること。
それがヒーロー誕生に結びつきます。
なかなか難しいことですが。

職務発明の報奨制度からみると、発明者は、代表であり、知的財産部は裏方の立場でしょうか。
発明特定の時点、特許出願の時点においては、その発明の対象技術が製品化されるかどうかは確実ではないことも多い。
そして、その発明がどの程度企業、その事業、その製品に貢献するのかは、わかりません。
また、発明の把握、特許出願、権利化の工程、さらには訴訟にもなると、多くの知的財産部員が関与します。
発明者の貢献度評価も難しいわけですから、これらの工程で誰がどのように貢献したかは、評価の難しいところです。
知的財産部員としては、これらの工程で知的財産の保護に徹し、努力しなければなりません。

それでも、職務発明の報奨金が高額となったときに、自分が発明を見つけて育てたのにと、秘かに思っている人がいるかもしれませんね。
by saikilab | 2010-02-16 06:39 | 知的財産マネジメント