知的財産をマネジメントする

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用途を広げる

特許が存続している期間中は、医薬品の価格、薬価を維持する特例措置が検討されています。
日本では、特許期間が満了した後でも、急に価格が下落することがありませんが、新薬の特許期間中でも薬価が引き下げられます。
特許期間中でも循環的に薬価が下げられてしまいます。
そのような状況でも特許による保護を確実に行って後発品メーカーの参入を遅らせなければなりません。
新薬メーカーは、特許による保護を多角的に行って、特許による医薬の保護期間をできるだけ長くするというマネジメントを行います。

物質特許だけでなく、第二医薬用途特許、製剤特許で保護していく手法です。
第二医薬用途は、新しい物質について医薬としての用途を見出した第一用途発明に加えて、その用途とは別の用途を見出すことです。
物を保護するためにその用途を広げるという戦略です。
日本のお米の市場を増やすために、日本のお米だからおいしいお寿司の市場を広げますが、戦略として、似ていませんか。
ちょっとこじつけですね。
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by saikilab | 2009-11-25 06:58 | ライフサイエンス知財