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サイエンスリンケージ

特許出願に表れる産業技術と論文に表れる学術研究の関連性(距離)であるサイエンスリンケージ。
サイエンスリンケージは、特許出願において先行技術として引用される学術論文の数を指標として測定されます。
特許出願では、通常、同じ分野、関連分野の先行特許出願が従来技術として引用されることが多い。
ライフサイエンスは、特許出願に学術研究論文が引用されることが多い分野の1つです。
すなわち、サイエンスリンケージが高い。
特許からみると、この分野は、次のような特徴をもっています。
外国出願が多い。
大学やベンチャーからの出願が多い。
新しい技術用語が多く、技術の理解が難しい。
理論的な説明がつきやすく、専門知識の高い目でみると「容易に発明できる」と判断されやすい。
逆に、先行特許出願が少なく、特許情報からみると、新規性、進歩性があると判断されやすい。
学術研究が発明という成果に結びつきやすいといえます。
グリーン・ニューディールにより強化される環境技術研究分野でも同じ傾向になるかもしれませんね。
by saikilab | 2009-06-25 06:32 | 知的財産マネジメント