知的財産をマネジメントする

saikilab.exblog.jp

知的財産マネジメントを研究しています

ブログトップ

現実は?

発明が特許になるかどうかで、多くの案件では、発明の進歩性が問題点となります。
進歩性は、当業者というものがいて、その者が容易に発明できるかどうかが判断されます。
当業者は、発明の技術に関して、技術常識や発明のためのスキルをもっています。技術常識やスキルは、技術によって異なり時代によっても異なります。したがって、当業者は、技術分野によっても、時代によっても変化します。
発明者の立場では、自分の発明とライバルの発明で当業者が違っているようにみえるときがあります。自分の発明が進歩性なしと判断されると、その当業者は優秀すぎるのではないかと思う。ライバルの発明をみると、自分のとあまりかわらないのに進歩性ありと判断されている。当業者は、同じ技術分野で同じ時代であれば、同じであるはずなのに。現実には、どうなんでしょうね。
教科書でならったことと、現実の世界は異なっています。現実のケースにあてはめられると、条文や運用は違って見えてくるかもしれません。
by saikilab | 2009-06-11 06:00 | 知的財産マネジメント