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国際生物多様性の日

ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促し、湿地の適正な利用(Wise Use、一般に「賢明な利用」と呼ばれることもある)を進めること」を目的としています。
とても難しそうな内容にみえます。
ラムサール条約に登録され条約湿地となると、知名度があがります。
日本の条約湿地数は合計37か所です。

その中で、平成17年に登録された登録湿地名「蕪栗沼・周辺水田」は、宮城県北部に所在しています。
その水田では、無農薬、無化学肥料で稲を育てています。
稲刈りの後の、冬の田んぼに水を張りって、春まで水を貯めておく。
冬の間、稲の切り株などが水中で分解されて、微生物や藻が発生する。
雁や鴨が、それを餌として田んぼに集まってきます。
このような生物の活動が抑草効果作り出していきます。
鳥の糞が田んぼのよい肥料となり、さらに、鳥が雑草を食べるという効果もあります。
「ふゆみずたんぼ」(冬期湛水水田)という、農法です。

蕪栗沼は全国有数のマガンの飛来地です。
かつて、稲に害をもたらす害鳥と考えられていた雁たちと、人間が「共生」するための取り組みといえます。
そこでとれるお米は、「ふゆみずたんぼ米」です。
商標登録(図形)がされていました。

湿地は多くの生命の源となっているので湿地を守ることは貴重な生態系保全になります。
多種多様な生物の存続への取り組みですね。
本日は、「国際生物多様性の日」です。
by saikilab | 2009-05-22 07:22 | 知的財産マネジメント