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知的財産をマネジメントする

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知的財産マネジメントを研究しています

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ブランドイメージを守るため

ブランドイメージがくずれないよう、販路毎にブランドを徹底する戦略があります。
同じブランドを高級店とドラッグストアで同時に扱うと、ドラッグストアでの安売りにより、高級店でのブランドまで、そのイメージがくずれてしまうことがあります。
量販店で値崩れがおき、それによってイメージダウンすると、高級店での売れ行きも落ちることになってしまう。
そこで、販路毎にブランドを構築します。
高価格帯、中価格帯、低価格帯でのブランドのイメージを販路毎に守ります。
それぞれ百貨店、契約専門店、量販店での販売として、販路ごとのブランドとして育成します。
契約専門店では、お店のデザイン、商品の並べ方、接客まで同じにします。
化粧品分野では重要ですね。
中国でのビジネス展開で、日本の化粧品トップメーカーがこのような戦略をとって、高い利益率を得ているようです。
商標という面からみると、中国をはじめ外国では、商標のマーク・文字が現地でのイメージとして適切かどうかの判断も必要です。
日本の言葉では、響きがよく、よいイメージでも現地では適切でない意味があったりしますから。
使用主義をとっている国や、文字そのものは登録できず、文字をデザイン化しなければならない国など、それぞれの国の制度に応じて手続しなければなりません。
ブランドを構築する前に、候補となる商標の調査、さらに、使用する商標候補を出願、登録をしておくことが、知的財産マネジメントです。
模倣品への対応も必要となり、ブランドの世界展開は、大変な仕事になります。
なによりも、社名など基本的な商標は、事前に登録されていないと商品展開ができません。
by saikilab | 2008-09-24 07:31 | 知的財産マネジメント

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