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タマネギブランド

北海道栗山町では、タマネギ「さらさらレッド」が生産されているとのこと。(日経新聞8月12日)
その特徴は、健康イメージです。
食品として、なんらかの生理活性を期待する「機能性食品」が多くありますが、この「さらさらレッド」は、機能性野菜と示されています。
このタマネギの特徴は、『健康効果が注目されている「ケルセチン」を多量に含んだ機能性豊かなタマネギ』であること、そこが機能性野菜ということです。
「ケルセチン」については、『別名「ビタミンP」とも呼ばれています。このケルセチンが脂肪吸収を抑制したり、強い抗酸化作用、抗ガン作用も持っていると言われています。他にも、花粉症の炎症を抑える効果やアレルギーを抑制する作用があるのです。』とこのタマネギのホームページで表示されていました。
「健康イメージ」を前面に出したブランド戦略が採用され、あらかじめ開拓した「さらさらレッド」の販路に基づいて生産量が決められている。生産者は、収穫した全量が買い上げられるので、安心して生産に集中する仕組みができているとのことです。(同上)
「サラサラレッド」「さらさらレッド」の商標出願がされていました。
品種登録は、農林水産省の品種登録情報ページで検索できます。
出願公表には、このタマネギに該当しそうなものはありませんでした。
もちろん、品種登録にもみあたりません。
たまねぎについての品種登録は、32件、品種登録出願公表は、7件ありました。
北海道からのものが多い。北海道全体でのブランド戦略はあるのでしょうか。
ところで、農林水産省の種苗課も、「知的財産課」に名前が変更されました。
「知的財産」がどんどん広がっていくようです。
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by saikilab | 2008-08-18 07:41 | 知的財産マネジメント