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きっかけは、産学連携

ブランシュは、フランス語で枝のことですが、その名前が入った化粧品「Franus Branche(フラナス ブランシュ)」は、山形県発の化粧品です。
ラ・フランスの枝から美白成分アルブチンを抽出しています。
ラ・フランスは、山形県を代表する農作物の1つで、その剪定した枝からのエキスを配合している、ということで、ブランシュが、名前に入っているようですね。

「フラナス」は、ラ・フランスとビーナスをかけている命名で、勿論、商標登録されています。

ラ・フランスの剪定枝からのアルブチン精製方法は、特許技術ですが、特許請求の範囲では精製の対象は、「アルブチン含有植物体」と特定されているだけです。
さらに、アルブチンの抽出液としては、「果実、葉、枝からアルブチンを抽出した抽出液」と広く説明がされていました。
剪定枝にアルブチンが非常に多く存在し、ポリフェノールなどの夾雑物が少ないこと、これらの枝は廃棄物としてただ捨てられるものであることから、未利用資源が有効活用できること、を効果の1つとして述べています。

「日本食品科学工学会第51回大会講演集」での発表で、特許法第30条第1項適用を受けていますが、発明者は、開発企業である日東ベストの研究者で、山形大学の研究者は含まれていないようです。
けれども、この技術は、山形大学農学部との共同研究の成果であり、この製品が生まれたきっかけは、産学連携でした。
山形県の大学や山形県の食品産業のメーカーの人たちの勉強会のテーマでラ・フランスが取りあげられたのでした。

# by saikilab | 2012-05-28 08:30 | 知的財産マネジメント | Trackback | Comments(0)

ファンケルとDHC

先の投稿は、ファンケルとDHCの訴訟に関してでした。

説明が足りなかったかと。。。

# by saikilab | 2012-05-25 23:08 | 知的財産マネジメント | Trackback | Comments(0)

無効で侵害

油性液状クレンジング用組成物の特許で1億6千万円の損害賠償の判決でした。

特許は無効の審決が出されていて、審決についても争われています。
侵害事件では、特許は有効の判断のわけですから、争いは複雑ですね。
特許は、早期審査で特許になった経過があります。

参考文献も多く引用されていて、拒絶理由通知も4件の引用例での通知の上判断された特許なのですが。
組成物は、発明の要素が多く、その組み合わせと組成物の効果の兼ね合いが進歩性の判断根拠になります。
要素は、それぞれ公知であり、それを組み合わせることが容易であったかどうか。
組み合わせた結果による発明の効果が公知技術から予測できる範囲であったかどうか。

まさに、判断の基準が難しい技術です。
これからの経過も大いに興味ありです。


# by saikilab | 2012-05-24 20:24 | 知的財産マネジメント | Trackback | Comments(0)

ホームカミングデイ・シンポジウム

27日(日)には、ホームカミングデイの行事が開催されます。

研究科の催しとしては、修了生からのプレゼンテーションがあり、在校生に向けてのメッセージを発表してもらう予定です。
日曜日なので、修了生、勤務社会人の在校生も参加しやすいのではないでしょうか。

5月31日(木)には、シンポジウム「新たな社会・産業の構築とMOT」も開催されます。

こちらは、講義のある日なので、講義を受講している学生さんには、無理なスケジュールとなってしまいました。
平日の午後なので、スケジュールがとれる方が対象となりますが、是非参加ください。

# by saikilab | 2012-05-20 08:41 | 研究室紹介 | Trackback | Comments(0)

模倣がいいんだ

模倣で優れた技術開発ができる。
生物の機能から、工業製品の技術開発を行う、生物模倣技術です。

水着の技術がよく知られていますね。
サメの肌の機能の模倣で、水着の水の抵抗を減らしました。

模倣品は、困りますが、生物は、模倣されても大丈夫。
模倣がいいんですね。

けれど、この生物模倣技術を今後普及させるには、基準作りが必要で、国際標準化のための議論がされるそうです。


# by saikilab | 2012-05-15 20:25 | 知的財産マネジメント | Trackback | Comments(0)

そろそろ

社会人教育CUMOTの知的財産戦略コースが来週から始まります。
今週末は、ガイダンスです。
8月8日までの講義で、受講生の輪がコースの財産になります。

6月中旬は、入試の応募期間になりますが、入試の条件として英語の外部試験結果を準備できたでしょうか。

1つは、ノンディグリーのコース
もう1つは、学位をとる大学院入学のコース
今年は、さらに、6つの大学院での夏期短期セミナーもあります。

知的財産人材育成のいろいろなコースが、そろそろ動き出します。



# by saikilab | 2012-05-10 21:18 | 研究室紹介 | Trackback | Comments(0)

取得特許100件以上

糖鎖の大量合成方法は、糖鎖技術を大きく躍進させました。

糖鎖は、糖タンパク質の特性に影響したり、その分析は、最近やウイルスによる感染疾患の検出、治療につながるなど様々な機能があります。

台湾の化学者の発明した糖鎖大量合成は、化学合成と酵素反応の組み合わせで可能になりました。
方法技術では、合成時間の短縮もその効果となります。

糖鎖大量合成技術の発明者の論文は700件以上、取得した特許100件以上であると。
特許100件以上は、さすがです。

オプティマルファーマシューティカルズ社の創業者としても参加したとのことです。
その子会社オプティカルバイオテクノロジーが台湾にあることと、関係あるのかしら。

# by saikilab | 2012-05-06 08:43 | ライフサイエンス知財 | Trackback | Comments(0)

夏期短期英語セミナー

知的財産人材育成の必要性がいわれてから、それなりの期間が経過しました。
知財専門職大学院から多くの修了生が輩出されています。

6月の日本知財学会春季シンポジウムでは、修了生からのメッセージ発信もあるようです。

知財人材教育の大学院が加盟している協議会では、アジア知財人材の育成を目指しています。
今年は、在東京の大学院4校が協力して9月に短期で4日間のセミナーを開催します。

英語での講義であり、それぞれ各大学院専任教員、客員教員、非常勤講師が担当します。
各大学院のキャンパスでの講義なのでキャンパス訪問ができることになるのですよ。

受講生として、広くアジア各国からを対象としています。
旅費、宿泊費などは参加者負担なのですが、特許事務所から日本出張も兼ねて参加してくださればと、期待しています。

このメッセージも英文がよいのかもしれませんね。
協議会ホームページには、日本語、英語の各パンフレットが掲載されますので、参照してください。

GREMZの木が元気になったようで、よかった!

# by saikilab | 2012-05-03 09:25 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

用途をどのように表現するか

植物エキスが「老化防止」作用を有するのは、すでに知られています。
植物の中、甜茶(テンチャ)エキスについても、活性酸素消去作用、抗酸化、老化防止の作用が知られています。

そのような状況で、加齢の症状の1つである「ほうれい線」を予防したり、改善したりすることに効果が見出され、その成果は日本、海外に特許出願されるそうです。

いわゆる第2用途発明です。
ほうれい線形成メカニズムの解明によるということなので、用途はメカニズムで特定されるのでしょうか。
用途発明は、日米欧それぞれで特許を取得するためにクレーム表現の工夫が必要です。
日本で第2用途での新規性、進歩性を主張するためには、用途として区別ができること、メカニズムとして結びつかないことなど、乗り越えるべき壁があります。
うまく表現されるとよいですね。

GREMZの木の元気がなくなっていました。
この投稿で元気になるとよいのですが。

# by saikilab | 2012-05-02 12:42 | ライフサイエンス知財 | Trackback | Comments(0)

いつ頃発明されたのか?

書いた文字が消せるボールペン、使っていますか?
書いた文字をボールペンの端でこするとインクの色が消えますね。
冷却すると、また、色が出てくる。

文具王によると、ボールペンの文字が消せるという技術は、随分前のもので、基本的な技術は特許があったとしても、すでに権利が切れている、ということでした。
書いた文字が消せるボールペンというコンセプトのことなのでしょうか。

熱で消去されるインクがその技術だと思うのですが、熱消去性インクについては、出願公開されている案件がありました。

最初の技術はいつ頃発明されたのでしょうね。


# by saikilab | 2012-04-24 08:11 | 知的財産マネジメント | Trackback | Comments(0)

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